Photoshop TIPS 切り抜きが大進化! 「被写体を選択」

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Photoshop TIPSタイトル

ブツ撮りの加工がとても楽になる

2018年1月23日のアップデートでPhotoshopの選択範囲の作成に「被写体を選択」という新機能が追加されたのはご存知だろうか?

僕は切り抜きはほとんどやらないのだけれど、色の補正を部分的に行うときに、選択範囲を使うことが多い。いままでは色を使って選択範囲を作ったりチマチマと手でこまかく切り抜いたりしていたのだけど、特定の条件下であればあっという間に選択範囲を作成できてしまうのが、今回の「被写体を選択」だ。

まだそんなに数を試している訳ではないけれど、わかった範囲でお伝えしておこうと思う。

どんな場面で活躍する?

  • 背景が単調
  • 被写体全体の輪郭がハッキリしている

ブツ撮り後に切り抜きをするなんて場合は大活躍だと思う。下の写真を見てほしい。

Phooshop TIPS 「被写体の選択」

結構ありがちな物だけの写真。これを切り抜くときに「被写体の選択」を使うとあっという間に選択範囲を作成できるのだ。

被写体を選択機能を使う方法は3つある

  1. 選択範囲メニューから「被写体を選択」
  2. 選択とマスクツールの中で「被写体を選択」
  3. クイック選択ツールを使用中に「被写体を選択」

まず1つ目から見ていこう。

選択範囲メニューから

Photoshop TIPS「被写体を選択」

選択範囲メニューの中に「被写体を選択」があるのでこれを実行するだけ。

Photoshop TIPS「被写体を選択」

この例だと被写体の上の方の白い球体の部分が選択範囲から外れている。クイック選択ツールなどで選択してやらなければならない。

Photoshop TIPS「被写体を選択」

球体部分を修正すれば上の写真のように簡単に切り抜きが完了してしまうという訳。実行直後は選択範囲なのでレイヤーマスクにしたい場合はレイヤーメニュー内の「レイヤーマスク」から「選択範囲外をマスク」を実行する必要がある。

選択とマスクから

Photoshop TIPS「被写体を選択」

選択とマスクは選択範囲メニューの中にある。これを実行すると画面が下の写真のように切り替わる。

Photoshop TIPS「被写体を選択」

選択とマスクの画面になったら上のメニューバーにある「被写体を選択」ボタンを押せばプレビューに反映される。ここで注目してほしいのが画面右側の出力設定など。

グローバル調整では選択した部分の境界の調整ができる。また、出力設定では選択範囲やマスクなど、どんな状態にするのかを選べる。

Photoshop TIPS「被写体を選択」

クイック選択ツールから

Photoshop TIPS「被写体を選択」

クイック選択ツールを使っている状態で上のメニューバーに「被写体を選択」ボタンがある。これを押すと、選択範囲メニューから「被写体を選択」を使ったのと同じになる。選択範囲を調整したい場合は「選択とマスク」ボタンを押せば選択とマスクツールに選択状態を維持しつつ移行できる。

被写体の選択が苦手なもの

Photoshop TIPS「被写体を選択」

フサフサしたものは結構苦手。もともとこの手のものを綺麗に切り抜くのはかなり難しいのだけれど、被写体を選択でもいい結果が出ないことが多い。

Photoshop TIPS「被写体を選択」

今回の例の場合は被写体の背後のに似たような色の木があるので、これも同じと判断されて選択範囲に含まれてしまっている。

つまり、背景と被写体の色の差が少ない場合はこの後手動での調整が必要になるということだ。クイック選択ツールであれば「Alt」キーを押しながら消していく必要がある。

Photoshop TIPS「被写体を選択」

この写真のようにボケを活かした写真も結構苦手。

Photoshop TIPS「被写体を選択」

パッと見ただけでも修正する気が起きないような状態。これなら色を使って選択範囲を作った方がマシなのではないかと思えてしまう。

まとめ

全く使い物にならないという訳ではなく、得意な条件をしっかりと理解していれば、大活躍してくれそうな新機能だ。

ピントがしっかりと合っていて、背景と被写体に明確な差がある場合は、本当に簡単に切り抜けるので作業効率がかなり上がるはずだ。

ちょっと試してみるとしても、ボタンを押すだけで済むので一度試してみてもいいのではないだろうか。